台風第19号に関する関係閣僚会議
令和元年10月11日
令和元年10月11日、安倍総理は、総理大臣官邸で台風第19号に関する関係閣僚会議を開催しました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「大型の台風第19号が非常に強い勢力を維持して東日本に接近・上陸し、週末には、復旧作業が続く台風第15号の被災地を含め、日本の広い範囲に影響を及ぼすおそれが高くなっています。
様々な事態に対応するため、警察、消防、海上保安庁の各機関はもとより、自衛隊も必要な場合には要請を待たずに救援活動に当たるべく、関東地方や静岡の部隊を中心に約1万7千人が即応態勢を維持しています。
政府においては、武田防災担当大臣を中心に、政府一体となって警戒態勢を強化していますが、新幹線や航空機の計画運休や欠航が続々と決定しているほか、大雨や暴風の影響により、停電、断水等のライフラインへの被害も懸念されるなど、市民生活への甚大な影響が予想されます。
改めて事前の備えを十二分に行うとともに、緊張感をもって、被害の状況等の情報収集を徹底し、国民の安全・安心の確保に万全を期してください。国民の皆様への迅速かつ分かりやすい情報発信を徹底するとともに、台風第15号の経験も踏まえ、自治体や関係機関・事業者と緊密に連携しながら、先手先手の対策を講じてください。
国民の皆様におかれましては、記録的な大雨、暴風、高潮などのおそれがあることから、不要不急の外出を控えるとともに、風雨が強まる前、夜間暗くなる前に、市町村の避難勧告等に従って、早め早めの避難・安全確保を心掛けるなど、油断することなく、命を守る行動を取ってください。よろしくお願いします。」