台風第10号に関する関係閣僚会議

令和元年8月14日
発言する安倍総理1 発言する安倍総理1
発言する安倍総理1
発言する安倍総理2 発言する安倍総理2
発言する安倍総理2

 令和元年8月14日、安倍総理は、総理大臣官邸で台風第10号に関する関係閣僚会議を開催しました。

 総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「大型の台風第10号は、明日15日にかけて四国から九州に接近・上陸する見込みです。これに伴い、西日本を中心に広い範囲で大雨となり、総雨量は多いところで1,200ミリを超えるおそれもあります。暴風や高波に加え、土砂災害や浸水、河川の氾濫に厳重な警戒が必要です。
 お盆休みのUターンラッシュを迎える中、新幹線や航空機が運転取りやめや欠航を決定するなど、国民生活にも既に大きな影響が出始めています。
 今後、高潮も懸念されることから、昨年の台風21号によるタンカー衝突事故を踏まえ、今回初めて、関西国際空港周辺海域の船舶の航行を原則禁止するなどの措置を講じています。
 また、様々な事態に対応するため、警察、消防、海上保安庁の各機関はもとより、自衛隊も必要な場合には要請を待たずに救援活動に当たるべく、九州から中部地方の部隊を中心に約2万7千人が即応態勢を敷いています。
 各位にあっては、国民の皆様への迅速かつ分かりやすい情報発信を徹底するとともに、自治体や関係機関と緊密に連携しながら、先手先手の対策を講じてください。
 国民の皆様におかれましては、記録的な大雨、暴風、高潮などのおそれがあることから、不要不急の外出を控えるとともに、自治体の避難情報に基づき事前の備えを進め、早めの避難を心掛けるなど、油断することなく、命を守る行動を取っていただくようお願いいたします。」

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