沖縄豆記者団及び函館豆記者団による表敬
令和元年7月29日、安倍総理は、総理大臣官邸で第58次沖縄豆記者団及び第36回函館豆記者団による表敬を受けました。
総理は、挨拶で次のように述べました。
「今日は、沖縄と、そして函館の豆記者の皆さん、ようこそ官邸に、心から歓迎したいと思います。毎年、皆さんをこの官邸にお迎えすることを、私は大変、いつも楽しみにしています。
北海道函館と、そして沖縄、日本の北と南の美しい自然と文化、伝統のあるすばらしい地域だと思います。
今、代表の未来(みく)さんから、立派な御挨拶がありました。その中で、沖縄のことを紹介されながら、自分たちが胸を張って誇れる自然、そして大切にしてきたもの、また、人と人とのつながりを大切にする、そういうところをしっかりと認識しておられるというのは、すばらしいなと思いました。
こうした機会に、函館の皆さんと沖縄の皆さんが交流する中において、恐らく函館ってどんな所ですかと聞かれたら、こういう所ですよと答えることが出来るということも大切ですし、お互いにお互いの良さを知るということも、とっても大切なところなんだろうなと思います。
日本というのは、狭いようで広くてそれぞれの地域にはそれぞれの人々がいて、そしてそれぞれの歴史と文化とすばらしい自然があります。その中で、お互いにたくさんの友達をつくる中において、自分たちの生まれ育った地域の良さを再認識してもらいたいなと思います。
来年は東京オリンピック、パラリンピックがあって、もう1年を切ったわけでございますが、1964年の東京オリンピックのときに私はちょうど10歳で、世界中からいろんな人たちが日本にやってくる、その中で日本の選手が活躍するということだけで、わくわくしたことを今でも覚えています。当時は、日本に海外からの観光客なんてほとんど来たことがなかったわけでございます。今は、たくさんの人たちが日本を訪問していますが、その中でも来年東京オリンピックが開催されて、それぞれの地域から代表の日本選手が活躍すると思います。
あと1年になりましたが、みんなで一緒に成功させていきたい、それぞれの良さを皆さんと一緒に世界に発信していきたいと思います。豆記者の皆さんも今回のこうした経験、そして友情を将来に是非いかしてもらいたいと思います。
皆さんが将来大いに活躍されることを期待しています。ありがとうございました。」