経済財政諮問会議
令和元年7月29日
令和元年7月29日、安倍総理は、総理大臣官邸で令和元年第5回経済財政諮問会議を開催しました。
会議では、内閣府年央試算、予算の全体像、及び令和2年度予算の概算要求基準について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「本日は、まず、短期の経済見通しである年央試算を報告いただきました。
海外発の下方リスク等による我が国経済への影響が、一層懸念される中、経済の回復基調を確かなものとするよう、万全を期す必要があります。リスクが顕在化する場合には、機動的なマクロ経済政策を躊躇(ちゅうちょ)なく実行してまいります。
来年度予算は、令和に入って最初の予算編成となります。本日の有識者議員の御提案を踏まえ、需要の拡大、成長力の強化を図り、民需を中心とした持続的成長を確かなものとする予算としていただきたいと思います。また、同時に、財政健全化に向けて、新経済・財政再生計画に沿って、着実に取組を進めていただきたいと思います。
しっかりとメリハリを付けながら、先月取りまとめた骨太方針の内容を具体化し、新しい時代にふさわしい内容の予算としていただきたいと思います。」