経済財政諮問会議・未来投資会議合同会議
令和元年6月21日、安倍総理は、総理大臣官邸で令和元年第4回経済財政諮問会議・第29回未来投資会議合同会議を開催しました。
会議では、成長戦略実行計画案(案)及び経済財政運営と改革の基本方針2019(案)について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「本日、経済財政諮問会議と未来投資会議でそれぞれ骨太方針2019と成長戦略実行計画を取りまとめていただきました。安倍内閣は、経済再生最優先の基本方針を揺らぐことなく堅持し、そして経済の回復基調を持続させ、経済財政運営に万全を期してまいります。
本年の骨太方針の副題は、『令和』新時代:『Society 5.0』への挑戦です。我が国が人口減少、少子高齢化という大きな壁に直面している今こそ、安倍内閣は新しい挑戦としてSociety 5.0の実現に力を尽くし、経済社会の構造改革を一層強力に進めてまいります。
第四次産業革命は、経済社会の急激な変化をもたらしており、新しい令和の時代の成長戦略を大胆かつスピード感を持って進めていく必要があります。デジタル市場のルール整備やモビリティにおける自家用有償制度の改正、地域の暮らしを支える乗合バスや地域銀行の独禁法の特例、人生100年時代を見据え、70歳までの就業機会の確保に向けた法制整備など、今回取りまとめていただいた政策について、次期通常国会への関連法案の提出も含め政府の総力を結集して早急に実現してまいります。
今後とも、経済財政諮問会議と未来投資会議が共に連携しながら力強い日本経済の実現に向け、政府一体となって令和の新しい時代を切り拓(ひら)いていきたいと思います。
最後に、これまでの議員各位の多大なる御尽力と御貢献に心から感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。」