天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典委員会
令和元年6月20日
令和元年6月20日、安倍総理は、総理大臣官邸で第6回天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典委員会を開催しました。
委員会では、即位礼正殿の儀の次第概要、祝賀御列の儀の次第概要、饗宴(きょうえん)の儀の次第概要、内閣総理大臣夫妻主催晩餐(ばんさん)会の次第概要、儀じょう、礼砲、奏楽及びと列の実施、救急・救護、高御座(たかみくら)等の一般参観の実施等について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「天皇陛下の御即位から間もなく2か月が経過いたします。天皇皇后両陛下には、国事行為や外国要人の御接遇、地方への御訪問など、既に大変お忙しい日々をお過ごしでいらっしゃいます。心から感謝申し上げます。
本日は、この秋に天皇陛下の御即位を国の内外に披露するため、国事行為である国の儀式として行う即位礼正殿の儀、祝賀御列の儀、饗宴の儀、内閣の行事として行う内閣総理大臣夫妻主催晩餐会について、次第概要や参列者推薦基準を決定しました。
なお、祝賀御列の儀当日が台風などの悪天候となった場合を想定し、予備日を設けることについて、10月26日の土曜日を軸に今後具体的に検討していくこととしました。
また、それぞれの式典の服装や、式場の設(しつら)え、儀じょう、礼砲、奏楽、と列などについて、平成度の例を踏襲することを基本として行うことを決定しました。
さらに、即位礼正殿の儀で用いられる高御座等の一般参観を、東京国立博物館本館と京都御所においてそれぞれ20日間ずつ行うことを決定しました。
引き続き、各式典がつつがなく整然と行われるよう、精力的に検討を進めてまいりますので、よろしくお願いします。」