総合科学技術・イノベーション会議
令和元年6月19日
令和元年6月19日、安倍総理は、総理大臣官邸で第45回総合科学技術・イノベーション会議を開催しました。
会議では、統合イノベーション戦略2019の策定及びヒト受精胚へのゲノム編集技術等の利用等について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「本日、統合イノベーション戦略2019を取りまとめました。大学、国立研究開発法人が生み出した研究成果や民間の先端技術を速やかに社会に実装していくためには、スタートアップ企業の役割が極めて重要です。都市や大学、産業界が一体となって誰もが起業しやすい環境づくりを進めるとともに、生み出された成果が次なるスタートアップの育成につながる、言わば好循環をつくり上げるため、具体的かつきめ細やかな政策を講じてください。
量子技術、AIなどの最先端技術では、世界で激しい研究開発競争が行われています。こうした競争に打ち勝つためには、国内外からトップレベルの人材や投資を結集できる場をつくり上げることが重要です。最先端の分野において、世界に顔の見える国際的な研究開発拠点の形成に向けて取り組んでください。
こうした点を中心に関係大臣は、本日取りまとめた戦略の下、これまでの発想にとらわれない大胆な政策を一丸となって迅速かつ確実に実行に移してください。」