農林水産業・地域の活力創造本部
令和元年6月7日
令和元年6月7日、安倍総理は、総理大臣官邸で第25回農林水産業・地域の活力創造本部を開催しました。
会議では、農林水産業・地域の活力創造プランに基づく主な施策の進捗状況、新たな政策課題について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「農は国の基(もとい)。安倍内閣では、この言葉を胸に刻みながら、農林水産業と地域に活力をつくり出す政策を進めてきました。
これにより、生産農業所得は3年連続で増加するなど、着実に成果が出始めています。この流れを、より一層確かなものとするため、この6年間、充実させてきた政策に更に磨きをかけ、これまで以上に力強く展開してまいります。
6年連続で過去最高を更新している農林水産物の輸出。これを更に伸ばすには、海外の食品安全規制への対応を抜本的に強化する必要があります。このため、新たな体制と法制度の整備を速やかに行います。
農業の更なる体質強化。スマート農業がその切り札となります。ロボット、AI、IoTを活用し、平地でも中山間地域でも生産性の高い農業を実現します。
農福連携は、障害者が農業、農村で輝ける取組です。新たなビジョンを策定し、農福連携の裾野を大きく広げてまいります。
本年秋には、食料・農業・農村基本計画の改定にも着手します。引き続き、安倍内閣では、若者が将来を託せる農林水産新時代に向けて、全力で取り組んでまいります。関係閣僚各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。」