登下校時の子供の安全確保に関する関係閣僚会議
令和元年5月29日
令和元年5月29日、安倍総理は、総理大臣官邸で登下校時の子供の安全確保に関する関係閣僚会議を開催しました。
会議では、登下校時の子供の安全確保について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「川崎市で発生した事件は、大変痛ましい事件であり、幼い子供たちが被害に遭ったことに強い憤りを覚えます。お亡くなりになられた方々の御冥福とともに、負傷された方々の一日も早い御回復を心からお祈り申し上げます。
子供たちの安全を何としても守らなければなりません。
第1は、徹底した捜査による全容解明と関係省庁との情報の共有です。今回の子供の被害状況を始め、関連情報を関係省庁で共有し、安全確保策にいかすようお願いします。
第2は、通学路の安全確保の徹底です。登下校時に子供が集まる箇所等について再度点検を行い、警察官による重点的な警戒・パトロールを行うとともに、地域住民の方々による見守り活動等との連携を密にしてください。
第3は、不審者情報の共有と迅速な対応の徹底です。警察や学校が把握した不審者情報を共有する仕組みを強化し、全ての子供たちの安全確保に活用できるよう、対策の徹底をお願いします。
各大臣がリーダーシップを発揮して、政府一丸となって早急に取組を進めるようお願いします。」