ふるさと活性化支援チーム会議
令和元年5月13日
令和元年5月13日、安倍総理は、総理大臣官邸で第1回ふるさと活性化支援チーム会議に出席しました。
総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。
「ふるさと活性化支援チーム発足に当たり、御挨拶を申し上げます。
日本人の心の拠り所、ふるさとを愛する気持ちを育み、誇りあるふるさとをつくる。この取組は、安倍内閣の最重要課題である地方創生の推進に大きく寄与するものであります。これまで実践活動チームの活動で、ふるさとづくりを実践に移していく機運を全国に生み出してきましたが、この成果を踏まえてふるさとづくりはこれから、全国各地域で頑張っている方々を実践的に、効果的に支援していくフェーズに入ります。このため今般、現場の第一線でふるさとづくりのために活躍されている皆様に、新たなふるさと活性化支援チームとしてお集まりいただきました。
福井県小浜市の阿納(あの)地区では漁家民宿が出資をして、魚を釣り、さばいて食べる体験施設を整備し、小中学校の修学旅行を受け入れることにしました。受け入れ数は10年間で20倍以上、今では、県内外から年間5000人を超え、漁家民宿は一戸当たり400万円もの増収となり、これまで地域内に残らなかった子供たちが後を継ぎたいと言うようになりました。また体験した生徒たちが、県外からも含めて、小浜市内の高等学校の海洋科学学科に進学していると聞きました。
このように現場でふるさとづくりを実践している方々に江藤補佐官のリーダーシップの下、皆様の知識や経験をいかし力強い後押しをしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。」