衆議院補欠選挙及びスリランカにおけるテロ事件についての会見
平成31年4月22日、安倍総理は、総理大臣官邸で会見を行いました。
総理は、衆議院補欠選挙についての記者からの質問に対して、次のように述べました。
「当初、大変厳しい戦いである、劣勢が伝えられていたわけでありますが、党一丸となっての戦いで大分手応えも感じられたのですが、大変残念な結果になりました。今後、内政外交において一つ一つ政策課題について結果を出していくことで国民の負託に応えていく、全力を尽くしていきたいと思います。そして夏には参議院選挙があります。参議院選挙に向けて、自民党として一人一人が今回の選挙の結果を胸に刻み付けて、今一度しっかりと身を引き締めていかなければならないと考えています。そしてそれぞれの候補者は、それぞれの地域に様々な課題もありますし、地域の皆さんの声に耳を傾けながら、それを政策にいかしていくという原点に立ち返って、そして参議院選挙必勝を期していきたいと考えています。」
また、スリランカにおけるテロ事件について、次のように述べました。
「200名の方がお亡くなりになられた。邦人の方も1名お亡くなりになられました。深い悲しみを覚えると同時に強い憤りを感じます。犠牲となられた方に対しまして、お悔やみを申し上げたい。犠牲となられた方の御冥福をお祈りすると同時に御遺族の皆様に哀悼の意を表したいと思います。そして、全ての負傷者の皆様にお見舞いを申し上げます。このようなテロは断じて許すことはできません。強く非難いたします。今後日本は、スリランカそして国際社会と手を携えて断固としてテロと戦っていく決意であります。」
また、選挙の敗因について、次のように述べました。
「これから正にその敗因について分析をしながら、その敗因を受け止めながらそれを次の参議院選挙本番にいかしていきたいと思っています。」
さらに、沖縄の選挙結果について、次のように述べました。
「大切なことは沖縄における基地負担の軽減を図っていく、一つ一つ結果を出していくことだろうと思います。そのためにも一日も早い普天間基地の全面返還、目指していきたいと思っています。」