国家戦略特別区域諮問会議
平成31年4月17日
平成31年4月17日、安倍総理は、総理大臣官邸で第39回国家戦略特別区域諮問会議を開催しました。
会議では、区域計画の認定、指定区域の評価など、及び国家戦略特別区域法の一部を改正する法律案について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「本日は、国家戦略特区制度を活用した、スーパーシティに関する新たな制度について御審議いただきました。
第4次産業革命が世界的に進展する中で、データこそが次の時代の成長のエンジンです。AIやビッグデータの活用は、少子高齢化が急速に進むときにあって、医療やモビリティなど様々な社会的課題を解決するための成功の鍵を握っています。
Society 5.0の未来をいち早く切り拓(ひら)くためには、様々なイノベーションについて、その開発・実証に留まることなく私たちの暮らしへの早急な実装が求められています。スーパーシティ構想は正にその先駆けであり、生活者の目線に立ってSociety 5.0時代の都市の姿を先行的に実現するものです。そのためには、分野ごとの縦割りの発想から脱却し、大胆な規制改革を進めていかなければなりません。スーパーシティ構想を推し進めることで、特区制度による岩盤規制改革を更にパワーアップしてまいりたいと考えております。これまでにない規制改革を一層力強く進めていくために、関係府省は力を合わせてスピード感をもって取り組んでください。」