第5回国際女性会議WAW!/W20登壇者等との夕食会
平成31年3月22日、安倍総理は、迎賓館赤坂離宮で第5回国際女性会議WAW!に出席するために来日している女性外相等による挨拶を受け、続いて夕食会を開催しました。
総理は夕食会の挨拶で次のように述べました。
「今宵、日本や世界で女性の活躍を推進しているリーダーの皆様をお招きし、第5回国際女性会議WAW!及びW20のキックオフとなる歓迎夕食会を開催できることを大変うれしく思います。今回の御出席者の約3分の2が女性です。
明日からの会合にノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイさん、バチェレ国連人権高等弁務官、ミケティ・アルゼンチン副大統領や世界中の女性外相を始め、すばらしいゲストの方々に参加していただいたことに感謝します。第5回となるWAW!がW20と相乗効果を発揮し、内外で女性活躍の機運を力強く推進する会合となることを大いに期待しております。
よく言われることでありますが、リーマン・ブラザーズがもしリーマン・ブラザーズ・アンド・シスターズだったら破たんしなかったと、こう言われております。近いうちにブルックス・ブラザーズも名前を変えるかもしれません。
私の政権では女性活躍推進のため、有価証券報告書に女性役員の数を記載するよう義務付けました。それにより、我が国の上場企業における女性役員数は、この6年間で2.7倍に増えました。これは、女性が役員となればその会社は良くなる。そしてそのことをマーケットはポジティブに評価している。ということの証左であります。
6月の大阪G20サミットでは、議長国として女性を主要な議題の一つとして取り上げます。国際社会と知恵を絞り、女性活躍推進のため取組を力強く進めてまいります。引き続き、皆様からの温かい御支援・御協力を頂けますと幸いでございます。
それでは、第5回のWAW!、そしてG20の成功と皆様のますますの御繁栄、そして女性の輝く社会が実現しますことを祈念いたしまして杯を上げたいと思います。」