天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典委員会
平成31年3月19日
平成31年3月19日、安倍総理は、総理大臣官邸で第4回天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典委員会を開催しました。
委員会では、事務局による報告が行われ、剣璽(けんじ)等承継の儀等の細目、御即位に伴う慶祝行事等、及び即位礼正殿の儀等への外国からの参列者の範囲について議論が行われました。
総理は、本日の報告及び議論を踏まえ、次のように述べました。
「去る2月24日、天皇陛下御在位三十年記念式典を、約1,100名の参列を得て、滞りなく挙行することができました。関係者の御協力に、深く感謝申し上げます。
天皇陛下におかせられましては、来月30日に御退位され、翌5月1日に、皇太子殿下が御即位されます。我が国の歴史的な節目を、つつがなく迎えることができるよう、準備に万全を尽くしてまいります。
本日は、まず、御即位後初めて行われる儀式である剣璽等承継の儀の細目案を了承しました。
また、共に国民の代表に会われる儀式である即位後朝見の儀と、退位礼正殿の儀について、細目案を了承しました。
このほか、御即位を記念して、各府省において慶祝行事等を行うことを決定しました。
また、10月23日の内閣総理大臣夫妻主催晩さん会における文化行事の総合アドバイザーに、野村萬斎(まんさい)氏に御就任いただくこととなりました。
引き続き、各式典がつつがなく、整然と行われるよう、精力的に検討を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。」