トランプ米国大統領との電話会談についての会見
平成31年2月28日
平成31年2月28日、安倍総理は、総理大臣公邸で会見を行いました。
総理は、アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領との電話会談について次のように述べました。
「先ほど、トランプ大統領と電話首脳会談を行い、2回目の米朝首脳会談の結果について報告を受けました。朝鮮半島の非核化を実現するとの強い決意の下、安易な譲歩を行わず、同時に建設的な議論を続け、北朝鮮の具体的な行動を促していく。そのトランプ大統領の決断を日本は全面的に支持いたします。そして、日本にとって重要な拉致問題については、昨夜の通訳を交えての一対一の会談で、テタテの会談において、私の拉致問題についての考え方を金正恩(キム・ジョンウン)委員長に伝えていただいたということでございます。詳細については、ここで御紹介することは差し控えますが、その後の夕食会においても、再びトランプ大統領が拉致問題を提議し、首脳間で真剣な議論が行われたと伺っております。
次は、私自身が金正恩委員長と向き合わなければいけないと、このように決意しております。今後とも、拉致問題、そして核問題、ミサイル問題、こうした問題の解決に向けて、日米でしっかりと緊密に連携していきたいと思います。」