日・カタール首脳会談等
平成31年1月29日、安倍総理は、総理大臣官邸でカタール国のシェイク・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ首長と首脳会談等を行いました。
儀じょう隊による栄誉礼及び儀じょうに続き、両首脳は会談を行い、その後、署名式に立ち会いました。
最後に、総理は総理大臣公邸で晩さん会を開催し、挨拶で次のように述べました。
「改めて、タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ・カタール国首長殿下の4年ぶりとなる訪日を心から歓迎いたします。
先ほどの会談では大変有意義な議論を行うことができました。今宵は、是非和食でリラックスしていただきたいと思います。現在、UAE(アラブ首長国連邦)で開催されているAFC(アジアサッカー連盟)アジアカップでは、両国の代表チームが健闘しています。今夜の試合でカタールが勝利を収め、日本代表と決勝戦で相まみえることを期待しております。
来年は、我が国で東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。そして2021年は、日本・カタール外交関係が樹立50周年を迎える節目の年です。そして2022年には、カタールでFIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップが開催されます。恐らく日本チームが出場することになると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
互いの国民同士が文化やスポーツを通じて友好を深めるとともに、エネルギーにとどまらない、より豊かで厚みを持った関係を一層深化させていきたいと思います。
本日の晩さん会には、両国の友好関係を政治、経済、文化など、様々な分野で支えていただいているリーダーの皆様にお集まりいただきました。皆様のお陰で今日の日・カタール関係があります。皆様にはこの場をお借りいたしまして、感謝申し上げるとともに、引き続きよろしくお願いしたいと思います。
最後に、改めてタミーム首長を始め、御一行の皆様を心から歓迎申し上げますとともに、今後の御健康と御多幸、日・カタール間がますます発展していくことを祈念いたしまして、私の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。」