教育再生実行会議
平成31年1月18日
平成31年1月18日、安倍総理は、総理大臣官邸で第44回教育再生実行会議を開催しました。
会議では、第十一次提言中間報告(案)について討議が行われました。
総理は、挨拶で次のように述べました。
「教育再生実行会議におかれては、第十一次提言に向け、昨年8月から技術の進展に応じた教育の改革及び新時代に対応した高等学校改革の2つのテーマについて御審議いただいております。
本日、その中間報告を取りまとめていただきましたことに対しまして、感謝申し上げたいと思います。
まず、新技術を活用した教育については、全ての小・中・高等学校等において遠隔教育を活用できるようにするなど、新たな学びを推進するとともに、そのために必要な教師の資質・能力の向上や外部人材の積極的な活用、教材の充実、学校のICT環境整備などが重要であると考えます。
また、高等学校改革については、Society 5.0を生き抜くことができる多様な人材を育成するため、全生徒の7割以上が在籍する普通科の在り方について見直すとともに、地域が抱える課題の解決に向けた学びの推進、文系と理系科目の両方をバランス良く学ぶ仕組みの構築など、高等学校の多様化を図る改革を進めていくことが重要であると考えます。
各委員におかれましては、提言の取りまとめに向け、こうした観点から、引き続き熱心な御議論をお願いしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。」