天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典委員会
平成31年1月17日
平成31年1月17日、安倍総理は、総理大臣官邸で第3回天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典委員会を開催しました。
委員会では、事務局による報告が行われ、天皇陛下御在位三十年記念式典の細目、及び剣璽(けんじ)等承継の儀等の次第概要等について議論が行われました。
総理は、本日の報告及び議論を踏まえ、次のように述べました。
「今月の7日、天皇陛下は御即位から満30年をお迎えになりました。ここに、謹んでお慶(よろこ)びを申し上げます。
本日は、皇太子殿下が御即位される5月1日に行われる剣璽等承継の儀と即位後朝見の儀について、平成度を踏襲することを基本として、次第概要及び参列者を決定いたしました。
天皇陛下が御退位される4月30日に行われる退位礼正殿の儀につきましても、次第概要及び参列者を決定いたしました。
退位礼正殿の儀では、内閣総理大臣による国民代表の辞の後に、天皇陛下からお言葉を賜ります。式場には、皇位と共に伝わるべき由緒ある物である剣と璽、国事行為の際に使用される国璽と御璽を安置いたします。
また、来月24日に挙行する天皇陛下御在位三十年記念式典の細目として、内堀雅雄(まさお)・福島県知事や、元外務大臣・環境大臣の川口順子(よりこ)さんによる国民代表の辞、波乃(なみの)久里子さんによる御製と御歌(みうた)の朗読、三浦大知さんと鮫島(さめじま)有美子さんによる両陛下がお作りになった歌の記念演奏などを内容とすることを了承しました。
引き続き、各式典がつつがなく、整然と行われるよう、精力的に検討を進めてまいりますので、よろしくお願いします。」