内閣及び内閣府永年勤続者表彰式

平成30年12月21日
表彰状を授与する安倍総理1 表彰状を授与する安倍総理1
表彰状を授与する安倍総理1
式辞を述べる安倍総理1 式辞を述べる安倍総理1
式辞を述べる安倍総理1
式辞を述べる安倍総理2 式辞を述べる安倍総理2
式辞を述べる安倍総理2
表彰状を授与する安倍総理2 表彰状を授与する安倍総理2
表彰状を授与する安倍総理2

 平成30年12月21日、安倍総理は、総理大臣公邸で内閣及び内閣府永年勤続者表彰式に出席しました。

 総理は、式辞で、次のように述べました。

「本日は、勤続30年、20年それぞれ表彰された皆様、おめでとうございます。
 正に皆さんはこの20年間、30年間、国家・国民のために、精励してこられました。皆様の御貢献があったからこそ、今日の日本があるわけでありまして、総理大臣として敬意と感謝を表したいと思います。
 30年表彰を受けられた皆様は、ちょうど竹下内閣のときに入省されたと思います。ちょうどその時代がどういう時代だったかといえば、正に翌年に消費税の引上げを控え、かつ昭和から平成への御代替わりが行われた年を、当時は昭和天皇が翌年崩御されたわけでありますが、正にそういう年の前年に入省されたわけでございます。
 そして、勤続20年を迎えられた皆様方におかれましては、橋本内閣であったと思いますが、皆様は前年に消費税が引き上げられ、そして皆様が入省したときには山一の倒産等、大変な経済的な困難な状況にあったんだろうと、このように思います。
 いずれの時期におきましても、政治においては大変な、困難な状況が続き、政府に対する、政治に対する批判が高まる中において、あえて政府の一員として、国のために奉職していく。そういう道を選ばれた皆様であろうと思います。その後も20年、30年それぞれ日本は様々な困難に直面したわけでございますが、その中におきましても高い使命感を持って職務に専念してこられたと、このように思います。
 来年はいよいよ平成からその先の時代に向かって、新たなスタートをする年となるわけであります。皇位の継承がありますし、G20が日本で開催される。ラグビーのワールドカップも日本で開催されることとなるわけでございます。同時に10月には消費税の引上げも控えている。こういうことになるわけでございます。そのときには正に皆さんは、この政府の要である内閣において、そしてこの内閣府において、職務にまた再び全力を尽くしていかなければならないわけでありますが、この新たな国づくりをスタートするときに当たって、政府の要である内閣そして内閣府で仕事をするということに、どうか誇りを持って全力を尽くしていただきたい。使命感を持って全力を尽くしていただくことを期待いたしまして、皆様方に心からお祝いを申し上げまして、私の御挨拶とさせていただきたいと思います。皆様、本当に御苦労様でした。また、これからもよろしくお願いします。おめでとうございました。」

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