人命救助内閣総理大臣感謝状授与式
平成30年12月14日
平成30年12月14日、安倍総理は、総理大臣官邸で自らの危険を顧みずに人命救助に尽力された方々に対して人命救助内閣総理大臣感謝状を授与しました。
総理は、挨拶で次のように述べました。
「人命救助に関する感謝状の授与に当たり、一言御挨拶を申し上げます。まず、本日受賞されたお二人に、心から感謝を申し上げたいと思います。
皆さんは、偶然、遭遇された事故現場で、自らも命を落とすかもしれない危険を顧みず、貴重な人命を救われました。こうした現場に遭遇した際、とっさの判断で行動を起こすことは、実際にはなかなかできることではありません。
皆さんの勇気と行動力に、内閣総理大臣として、心から敬意を表します。私たちの社会は、皆さんのような、他者を思いやる、勇気ある人々によって支えられています。皆さんを前に、そのことを改めて認識しているところであります。
残念ながら、毎年、火災や水難事故など不慮の事故で、約4万人もの方々が亡くなっています。こうした事故で亡くなる方を一人でも減らすため、政府として、引き続き火災予防や水難防止等、様々な対策に強力に取り組んでまいります。
結びに、受賞されましたお二人におかれましては、今後もそれぞれの地域、立場で、引き続き御活躍されますことを祈念いたしまして、私からの御挨拶とさせていただきます。」