行政改革推進会議
平成30年12月11日、安倍総理は、総理大臣官邸で第33回行政改革推進会議を開催しました。
会議では、平成30年秋の年次公開検証等の取りまとめについて議論されました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「委員の皆様におかれましては、本年も秋のレビューに御協力いただきましたこと、御礼を申し上げたいと思います。
行政改革は、政策効果を向上させ、政府に対する国民の信頼を得るために重要な取組であります。国民の皆様に御負担いただく税金により、行政として様々な事業を行っていくに当たっては、効果的・効率的なものとなるよう、不断に改善していく必要があります。国民の皆様に公開されるレビューは、そのための重要な機会であろうと思います。また森田議員からも御指摘があったわけでございますが、行政改革によって税金の無駄遣いをなくしていく、あるいは、より効果的にしていくということと同時に、政策的な効果によって、よりサービスが向上していく、あるいは日本の国としての様々な競争力が上がっていく、そしてまた国民一人一人の生活について、よりいい意味での、あるいは生活を豊かにしていく、いい意味での効果が出てくるんだということも含めて、しっかりと説明していく必要があるんだろうなというふうに思っておりますが、そういう面においても御協力をいただいていることを感謝申し上げたいと思います。
本日、宮腰大臣から御報告があったとおり、本年は、我が国の今後の成長基盤の鍵を握る重要な存在である国立大学の運営費交付金など、多岐にわたる論点について取りまとめていただきました。
麻生副総理からも御発言があったとおり、来年度予算に的確に反映するとともに、より一層の事業の改善に取り組んでまいります。
また、本日、委員の皆様から御発言いただいた点についても、しっかりと受け止めて、今後の政策運営に当たってまいりたいと思いますので、委員の皆様におかれましても、引き続きの御協力をよろしくお願いいたします。」