「東南アジア青年の船」参加青年代表等による表敬
平成30年10月31日
平成30年10月31日、安倍総理は、総理大臣官邸で「東南アジア青年の船」参加青年代表等による表敬を受けました。
総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。
「第45回東南アジア青年の船事業に参加される各国代表の皆さん、日本へようこそいらっしゃいました。心から歓迎いたします。
私は、総理就任以来、皆さんの国10か国全て訪問させていただきました。それぞれの国で大変な歓迎を頂いたことを今でも覚えておりますし、感謝しております。昨年、設立50周年を迎えたASEANが、我が国と基本的価値を共有するパートナーとして、地域の安定と繁栄を主導していくことを期待しています。
今月9日には、カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ及びベトナムの、5か国の首脳を東京にお迎えいたしまして、日本・メコン地域諸国首脳会議を開催し、様々な分野での人的交流を深化させることで合意いたしました。
未来を切り開くのは人、特に若い皆さんの力にかかっています。東南アジア青年の船は、人を大切にする協力の一つです。これまで1万2,000人を超える青年が参加し、その経験を礎に、現在、各分野で大いに活躍されています。
これから皆さんは、訪問国でのホームステイやあるいは船上での共同生活を通じて、異なる歴史・文化・価値観を持つ多くの仲間と会うことでしょう。そして大いに語り合い、相手の国のすばらしさを学び、また、自らの生まれ育った国への誇りを確かめながら、深い絆を築いていっていただきたいと思います。
この船で培った友情を大切にしていただき、今後もこのネットワークをいかしながら、大いに活躍していただくことを期待しています。」