中国訪問についての会見
平成30年10月25日
平成30年10月25日、安倍総理は、総理大臣官邸で会見を行いました。
総理は、中国訪問について、次のように述べました。
「今年は、日中平和友好条約締結40周年の節目の年であります。この本年に向けて、両国は関係改善の努力を積み重ねてまいりました。そして、その上で日本の総理大臣としては7年ぶりの公式訪問となるわけでありますが、この訪問を通じて両国関係を新たな段階へと押し上げていきたいと、こう考えています。
日中両国は地域や世界の平和と繁栄に大きな責任を共有しています。この共通認識の上に習近平主席、李克強(り・こくきょう)首相と胸襟を開いて、両国関係だけではなくて世界の様々な課題について、じっくりと話し合いたいと思っています。特に北朝鮮の問題については、朝鮮半島の非核化について、そして日本にとって大切な拉致問題の解決について連携を確認したいと思います。
そしてまた、自由で公正な貿易体制の強化、あるいは東シナ海を平和、友好、協力の海にしていくことについても、率直に意見交換を行いたいと思っています。」