欧州訪問及びASEM首脳会合出席等についての会見
平成30年10月16日
平成30年10月16日、安倍総理は、総理大臣官邸で会見を行いました。
総理は、欧州訪問及び第12回ASEM(アジア欧州会合)首脳会合出席等について、次のように述べました。
「アジアとヨーロッパの首脳が一堂に会するASEMサミットに出席いたします。各国の首脳たちと、率直な議論をしてきたいと思っています。喫緊の課題である北朝鮮の問題については、核・ミサイル、そして何よりも重要な拉致問題の解決に向けて、日本の立場を訴えて、そして各国の首脳たちと緊密な連携を確認したいと考えています。
また貿易の問題については、日本は自由貿易の旗手として自由で公正なルールに基づく経済秩序の強化が今こそ重要であるということ、そして日・EUのEPA(経済連携協定)早期発効について日本の立場を主張し、強く訴えていきたいと、こう考えています。
日本とEU、ヨーロッパは普遍的価値を共有する古くからのパートナーであり、安倍政権において関係を強化してまいりましたが、更に緊密な連携を図っていきたいと考えています。」
また、消費税率引上げとそれに伴う対応について、次のように述べました。
「それについては、正に対策に万全を期すために昨日閣議決定を行いました。先に3パーセント引上げた際の経験をいかしていきたいと、こう考えています。」