観光戦略実行推進会議
平成30年9月21日
平成30年9月21日、安倍総理は、総理大臣官邸で第23回観光戦略実行推進会議に出席しました。
会議では、災害時の外国人観光客への対応改善策及び平成30年9月の災害(台風第21号、北海道胆振(いぶり)東部地震)を踏まえた風評被害対策等について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「観光は地方創生の起爆剤です。外国人観光客は、そこにしかない風景、そこでしかできない体験を求めています。それが全ての地方にとって大きなチャンスになっています。
しかしながら、今回の一連の自然災害により、観光地で多くのキャンセルが生じるなど、多大な影響が出ています。現地にも足を運ばせていただき、一日も早く立ち直ってもらうよう、後押しをしなければならない、そう強く思いました。
まず、今回の災害では、外国人観光客への情報提供が十分ではありませんでした。有識者の御意見に基づいて、災害時でも、外国人が安心して日本を旅行できるよう、万全の対策を講じてまいります。
次に、本日頂いた有識者の御意見や被災地の声をしっかり受け止め、観光の風評の払拭に思い切って取り組んでまいります。日本が安全であることを、メディア、SNSなどあらゆる手段を活用し、効果的に世界に発信します。加えて、特に風評被害が大きい北海道については、全域で宿泊料金の割引を速やかに実施します。
各大臣におかれても、2020年、外国人旅行者数を4,000万人とする目標の達成に向け、総力を挙げて対策を講じるようお願いします。」