平成30年7月豪雨非常災害対策本部会議(第22回)
平成30年9月4日
平成30年9月4日、安倍総理は、総理大臣官邸で平成30年7月豪雨非常災害対策本部会議(第22回)に出席しました。
総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。
「台風第21号は、本日12時頃に非常に強い勢力で上陸し、現在は速い速度で日本海沿岸を北上しています。
近畿地方を中心に各地で猛烈な風雨が吹き荒れ、沿岸部では過去最高潮位の記録的な高潮となっているところがあります。
台風は今後、日本海沿岸を列島に沿って北上する見込みです。引き続き、西日本から北日本の広い範囲で大雨や暴風等への厳重な警戒を続けてください。
現在までに負傷者や家屋の被害が多数発生し、16府県約17万7,000世帯が停電しています。また、関西国際空港では、広い範囲で滑走路が冠水し、空港連絡橋にタンカーが衝突する事故も発生しております。被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。
警察、消防、海上保安庁や、電力会社等の関係者において、救出救助・復旧活動を一刻も早く進めるべく対処しています。
各位にあっては、自治体や関係機関等と連携の下、被害状況の早期把握を進めるとともに、救出救助、インフラの復旧、避難行動の促進など、被害の拡大を極力防ぐため、引き続き、全力を尽くしてください。
台風が通過した後でも、局地的に大雨となる可能性があります。国民の皆様におかれましては、ためらうことなく、明るいうちに早めに避難するなど、命を守る行動をとっていただくよう、お願いいたします。」