平成30年7月豪雨非常災害対策本部会議(第21回)
平成30年9月4日
平成30年9月4日、安倍総理は、総理大臣官邸で平成30年7月豪雨非常災害対策本部会議(第21回)に出席しました。
総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。
「台風第21号は、このあと、四国地方から紀伊半島に非常に強い勢力を維持して上陸する見込みです。既に広い範囲で大雨となっていますが、今後も暴風雨が続き、河川の氾濫や土砂崩れの発生が懸念されます。
加えて、瀬戸内海や北陸地方では潮位が高くなり、特に大阪湾沿岸では、過去最高潮位に匹敵する記録的な高潮となるおそれがあります。厳重な警戒を徹底してください。
政府では、警戒態勢を強化し、政府一体となって対策を講じてまいります。既に、交通機関の運休や停電など、国民生活にも影響が出始めています。各位にあっては、引き続き、自治体や関係機関等と連携の下、空振りを恐れず、住民の適切な避難行動を促すなど、被害の発生を極力防ぐため、全力を尽くしてください。
今回の台風は、日本付近で急速に速度を速めて北上しています。天候は急激に悪化します。国民の皆様におかれましては、今が大丈夫でも決して油断することなく、非常用品等の確認や、避難所や安全な避難経路の確認など、事前の備えを進め、早めの避難を心掛けるなど、命を守る行動をとっていただくよう、お願いいたします。」