原子力総合防災訓練
平成30年8月25日
平成30年8月25日、安倍総理は、総理大臣官邸で平成30年度原子力総合防災訓練を行いました。
今回の訓練は、大飯発電所3号機及び高浜発電所4号機において、それぞれ非常用炉心冷却装置による原子炉への注水が不能となるという想定で行われました。
総理は、この想定に基づき、原子力緊急事態宣言に関する記者会見を行いました。
その後、関係閣僚が集まり、第1回原子力災害対策本部・非常災害対策本部合同会議の訓練を行いました。
本部長の安倍総理から原子力緊急事態宣言について発言があった後、原子力規制委員会委員長から事故の概要と対応状況、中川原子力防災担当大臣から住民の避難状況、小此木防災担当大臣から地震災害への対応状況等についてそれぞれ報告がありました。
続いて、福井県、京都府、滋賀県、おおい町、小浜市、高浜町、舞鶴市及び現地対策本部から、現地の状況についての報告がありました。
報告を受けて、総理は、各大臣等に対応の指示を出しました。また、総理の指示を受けて関係閣僚から発言がありました。
最後に、政府の緊急事態応急対策に関する基本方針を決定して、訓練は終了しました。