沖縄豆記者団及び函館豆記者団による表敬
平成30年8月1日、安倍総理は、総理大臣官邸で第57次沖縄豆記者団及び第35回函館豆記者団による表敬を受けました。
安倍総理は、挨拶で次のように述べました。
「本日はようこそ、官邸に来てくれました。
てぃんさぐぬ花の歌で迎えていただき、なんとなく心が澄んだような気持ちになりました。そして沖縄を代表して美しい伝統衣装を身にまとって、威厳のある舞踊を披露していただきました。ありがとうございます。
そして函館から来た豆記者の皆さんには、はこだて賛歌をみんなで美しい歌声で歌ってくれました。
皆さん、こちらで豆記者として取材活動をしていただいていると思いますが、いろんな人に会ったのではないのかなあと思います。今、代表の方が堂々と御挨拶をされましたが、代表して御挨拶をされた方の話の中にもあったように、世の中にはいろんな考え方を持った、いろんな人々がいるわけでありまして、そういう人たちと話をしていく中において、自分もだんだん成長していく。いろんな考え方に接して、こんな考え方があるんだなということで、自分の視野も広くなっていくんだろうと思います。
東京は大変暑いと思いますが、北海道は涼しいですよね。私が、7月だったかな、高校生の時に修学旅行で初めて函館を訪問して、本当に寒いなと、夜になって寒かったなということが今でも覚えているわけでありますが、北海道から沖縄まで、日本というのは小さな国と言われておりますが、大変多様性のあるすばらしい自然に恵まれた、そして伝統と文化を持った国なんだと思います。
今日も、伝統舞踊を披露していただきました。それぞれの地域には、それぞれの誇る文化や伝統があります。皆さんもその地域に、函館そして沖縄で生まれたこと、誇りを持ちながら、地域の文化、そして伝統についてしっかりと自分なりに勉強しながら、自分たちが生まれた地域、町に誇りをもって、そしてもっとその町を良くしようと思って頑張ってもらいたい。人のためになる人間という話をしていただきました。そういう人たちが正に、日本の地域の未来をつくっていくんだろうと、こう思います。
皆さんが自分の目標に向かって、これから一生懸命、頑張っていく。そして、夢を決して諦めないで、それぞれの未来を切り拓いていただきたい。そのことを、祈念いたしまして私の御挨拶とさせていただきたいと思います。ありがとうございました。」