健康・医療戦略推進本部
平成30年7月25日、安倍総理は、総理大臣官邸で第22回健康・医療戦略推進本部を開催しました。
会議では、アジア健康構想に向けた基本方針の改定について議論が行われ、健康・医療戦略に係る取組事例について説明がありました。
総理は、本日の議論及び説明を踏まえ、次のように述べました。
「本日、アジア健康構想に向けた基本方針を改定しました。今後、急速に高齢化が進むアジア全体の健康長寿をつくっていくためには、医療・介護の充実に加え、それを支える、予防・健康維持のためのヘルスケアサービスの充実、健康な生活を送るための基盤整備や街づくりをバランスよく進めていくことが重要です。この、裾野の広い富士山型ヘルスケアの実現のため、アジアの人々と連携し取組を進めてまいります。
このほか、4名の方々から健康・医療戦略に関する具体的な取組事例を伺いました。
北原先生、鎌田先生には、引き続き、医療の国際展開のフロンティアを切り拓いていただくことを期待しております。
次世代医療基盤法が本年5月に施行され、医療情報をビッグデータ化し、利活用することが可能となりました。こうしたデータを実際にフル活用し、新たな医療技術の開発につなげていけるよう、横倉会長始め医療界の皆様と共に努力してまいります。
社員の働き方を変え、健康で安心して働き続けられる組織をつくる。そして業績も上げていく。新佐(しんさ)主任から紹介のあった健康経営は、こうした好環境を生み出すきっかけになります。より多くの企業に展開していくことで、健康増進と企業業績の向上を同時に実現してまいります。
健康長寿社会の実現は、安倍内閣の成長戦略の大きな柱です。アジア健康構想を始め、健康・医療戦略を着実に推進すべく、政府一丸となって取組を進めてまいります。」