平成30年7月豪雨非常災害対策本部会議(第2回)
平成30年7月9日
平成30年7月9日、安倍総理は、総理大臣官邸で平成30年7月豪雨非常災害対策本部会議(第2回)に出席しました。
総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。
「今回の記録的な豪雨による死者・行方不明者は100人を超え、極めて甚大な被害が生じています。
今もなお、安否不明者が多数おられることなどから、実動部隊を7万3,000人に増強し、全力で救命救助に当たっております。
暑さが厳しくなる中、被災者へのきめ細やかな支援は急務です。既に今朝から食料が避難所に届き始め、また、本日から災害マネジメント総括支援員の派遣等、被災自治体への人的支援を本格化しますが、政府として被災者の生活支援を更に迅速かつ強力に進めるため、各省横断の被災者生活支援チームの設置を指示します。
このチームを通じ、生活支援物資の供給、そのための物流の確保、被災自治体への職員派遣や、クーラー設置等による避難所生活の環境整備、仮設住宅の確保など、必要が生じる事柄を先取りして、プッシュ型での支援によって確実に被災者の皆様の元に届くよう、国・自治体が緊密に連携して一丸となって迅速に進めてまいります。
また、広島市に被災者生活再建支援法が適用され、住宅が全壊された方等に支援金が支給されることとなりました。政府としても、各府県の自治体の皆様が財政上安心して全力で応急対応、あるいは復旧に当たれるように、しっかりと財政措置を講じてまいります。
各位にあっては、引き続き、被災自治体としっかりと連携し、被災者に寄り添いながら、先手先手で対応に万全を期していただくようお願いします。」