トランプ米国大統領との電話会談についての会見
平成30年6月11日
平成30年6月11日、安倍総理は総理大臣官邸で会見を行いました。
総理は、アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領との電話会談について次のように述べました。
「明日の米朝首脳会談を控え、トランプ大統領から現在の最新の情勢を踏まえて、話をしたいということで電話を頂きました。日米の電話首脳会談を行いました。
明日、現地時間の9時から米朝の首脳会談を行い、そして2人の間でしっかりと話をしたいということでありました。大統領からは、現在も事務方同士の調整が行われていますが、その最新の、現在時点での情勢について説明がありました。そして、明日の首脳会談における方針について、更に綿密な擦り合わせを行いました。基本的な方針については日米で、そして日米韓で完全に共有している、一致していると考えています。
明日の首脳会談が、北東アジアの平和と安定に向けて大きな一歩を踏み出す歴史的な会談となることを期待していますが、その際、拉致問題について提起していただけることを再確認したところであります。拉致問題、核問題、ミサイル問題が前進する。そういう会談となり、米朝首脳会談が成功することを強く期待しております。」