まち・ひと・しごと創生会議
平成30年6月6日、安倍総理は、総理大臣官邸で第15回まち・ひと・しごと創生会議を開催しました。
会議では、まち・ひと・しごと創生基本方針2018及び地方創生の優良事例について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「本日は、熊野さん、飯塚さん、そして水上さん、地方の現場で頑張っている皆様から、そして成果を上げている皆様からお話を伺いました。
地方にこそチャンスがある。そう思う若者たちが、UIJターンで起業していること。地方に住む女性の皆さんが、そのパワーを遺憾なく発揮していること。きっかけさえあれば、地方にはまだまだ大きな可能性が眠っている。改めて、そう感じました。
政府として、こうした流れに弾みをつけるため、地方への若者たちのUIJターンを力強く後押しする、地方にお住まいの、意欲あふれる、女性や高齢者の皆さんに、その力を思う存分発揮してもらう、インバウンドが大いに盛り上がる中で、日本のことが大好きな外国人材の皆さんにも活躍してもらうなど、地方創生の核となるひとづくり・しごとづくりに着目した、政策パッケージを取りまとめました。
各省庁が連携して、この内容を具体化するとともに、 速やかに実行に移すことで、地方創生を一層加速してまいります。
同時に、本日は、樋口委員から、東京一極集中の是正に向けた提言も頂きました。
本日の御意見も踏まえながら、次なる課題として、まちづくりに焦点を当て、地方の中枢中核都市の機能強化など、検討を進めてください。
今後も、地方の皆さんの意欲を全力で支援し、全国津々浦々、地方創生を実現していく考えであります。
梶山大臣を中心に、本日の議論を踏まえ、まち・ひと・しごと創生基本方針の取りまとめをお願いいたします。」