米国訪問及びG7シャルルボワ・サミット出席についての会見
平成30年6月6日
平成30年6月6日、安倍総理は、総理大臣官邸で会見を行いました。
総理は、米国訪問及びG7シャルルボワ・サミット出席について、次のように述べました。
「まず北朝鮮の問題については、トランプ大統領とは首脳会談や電話首脳会談を通じて緊密に連携してきており、立場を完全に一致させています。
そして、この史上初めての米朝首脳会談を前にして、ワシントンにおいてトランプ大統領と会談を行い、核・ミサイル問題、そして何よりも大切な拉致問題が前進するようしっかりと大統領とすり合わせを行い、米朝首脳会談を成功させたいと思っています。
G7においては、北朝鮮問題についてトランプ大統領と議論をリードし、そして歴史的な米朝首脳会談に向けてトランプ大統領を支持、G7として支持するというメッセージを出し、G7の結束を示したいと思います。
また、国際経済については、貿易制限措置の応酬はどの国の利益にもならないということ、そして自由で公正な経済秩序を発展させ、成長を牽引(けんいん)してきたG7こそが、世界の経済の安定にその役割をしっかりと果たしていくべきだということを訴えていきたいと思っています。」