東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部
平成30年5月29日、安倍総理は、総理大臣官邸で第12回東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部を開催しました。
会議では、「2020年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会の準備及び運営の推進に関する政府の取組の状況に関する報告案」及び「『2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会におけるホストタウン関係府省庁連絡会議の開催について』の一部改正」が決定されました。また、「2020年オリンピック・パラリンピック大会に向けた主要課題のスケジュールと主な政府の対応について」及び「ラグビーワールドカップ2019の準備状況について」の報告が行われました。
総理は、会議での決定及び報告を踏まえ、次のように述べました。
「平昌(ピョンチャン)冬季大会が終わり、いよいよ次は、東京大会です。
政府としては、世界一の大会の実現、そしてレガシーの創造のため、これまでも、東京都、組織委員会、関係自治体と一体となって準備を進めてきました。
今般、このような政府の取組について、2回目の国会報告として、取りまとめました。
東京大会は、多くの国・地域から参加者を迎え、皆さんが意義と経験を共有できる、歴史に残る大会にするとともに、成熟社会における先導的な取組を世界に示す契機としなければなりません。円滑な輸送の実現、セキュリティの万全と、安心安全の確保、暑さ対策は、急務の課題です。
また、復興オリンピック・パラリンピックの実現、ホストタウン等による取組、日本の文化や食の魅力の発信、ユニバーサルデザインの推進なども、政府として取り組むべき重要な課題です。
来年には、ラグビーワールドカップの開催も控えています。既に世界の目は、日本に向いています。目前に迫った東京大会。その成功のため、政府として、各施策の進捗管理を徹底しながら、取組を更に加速させていきたいと思います。閣僚の皆様におかれては、更なる御尽力をお願いします。」