米朝首脳会談についての会見
平成30年5月11日
平成30年5月11日、安倍総理は、北海道札幌市で会見を行いました。
総理は、米朝首脳会談が6月12日にシンガポールで行われることが決定したことについて、次のように述べました。
「米朝会談の日にちと場所が正式に決定したことを歓迎したいと思います。この歴史的な米朝会談によって、核問題、そしてミサイル問題、何よりも重要な拉致問題が前進していく。そういう機会となることを強く期待したいと思います。これから、この米朝会談に向けて準備が更に進んでいくと思います。その準備において、日本側も、日本側の考えをしっかりと米国に伝えながら米国と共に準備を進めていきたいと思いますし、また、トランプ大統領とも電話等を通じて綿密に連携を取っていきたい。そして、この米朝会談が成功し、北朝鮮に関わる諸問題が解決するよう、日本としても全力を尽くしていく決意であります。そのためにも、何よりも日米で、日米韓で、あるいは中国やロシア、国際社会としっかりと連携していくことが大切であろうと思います。その中で日本もしっかりとその役割を果たしてまいります。」