福島イノベーション・コースト構想関係閣僚会議
平成30年4月25日
平成30年4月25日、安倍総理は、総理大臣官邸で第2回福島イノベーション・コースト構想関係閣僚会議に出席しました。
会議では、福島イノベーション・コースト構想の取組等、今後の取組の方向性及び福島イノベーション・コースト構想の今後の方向性の改正について議論が行われました。
安倍総理は、本日の会議を踏まえ、次のように述べました。
「福島の復興なくして日本の再生なし。その決意の下、安倍内閣はこれまで全力で取り組んでまいりました。復興は、単なる復旧であってはならない。未来を見据えながら、新しい可能性に挑戦するものでなければなりません。そうした意味で、新産業の創出を進める福島イノベーション・コースト構想は、正に福島復興の切り札であります。
福島ロボットテストフィールドが、いよいよ7月に、南相馬市で一部開所します。また、世界最大規模となる水素製造工場が、浪江町で着工します。世界に先駆けた未来社会の姿が、福島から生まれようとしています。
本日は内堀知事にも御出席いただいておりますが、認定した重点推進計画の下、国と県が連携した取組によって、福島イノベーション・コースト構想をより一層加速させてまいります。
関係省庁においては、徹底的に縦割りを排するとともに、現場主義を徹底し貫徹をしていくことで、地元のニーズにきめ細かく応えながら、企業誘致を通じた産業集積、人材育成の加速化などに、政府一丸となって取り組んでください。
全閣僚が、復興大臣である。この意識を全員が改めて確認し、先ほどの内堀知事の御発言も踏まえ、地元の皆さんの期待に応えるよう、それぞれの立場において、できる限りの施策を積極的に講じていただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。」