平成30年度予算についての会見

平成30年3月28日
会見する安倍総理 会見する安倍総理
会見する安倍総理

 平成30年3月28日、安倍総理は、国会内で平成30年度予算について会見を行いました。

 総理は、会見で次のように述べました。

「財務省の決裁文書書換え問題をめぐり、国民の皆様の行政に対する信頼を揺るがす事態となっており、行政の長として責任を痛感しております。改めて国民の皆様におわびを申し上げたいと思います。しっかりと調査を徹底し、全容を明らかにし、膿(うみ)を出し切り、そしてその上で、二度とこうしたことが起こらないように組織を立て直していきたいと、こう思っています。
 私は今までずっと、来年度予算の早期成立こそが最大の景気対策だと、このように申し上げてまいりました。今年の春闘において多くの企業でベースアップが行われ、そしてさらにその中で多くの企業が昨年を上回るペースで賃上げを行っています。速やかに予算を執行し、そして景気回復の温かい風を小規模事業者、そして中小企業、地方にお届けしていきたいと、このように思っております。
 また、この国会は働き方国会だとこのように申し上げてまいりました。いろんな事情を抱える皆さんにとって働きやすい日本にしていきたいとこう考えています。
 そしてまた、この予算につきましては、この予算の中には介護あるいは保育を充実していく予算も入っておりますし、また給付型の奨学金を拡大していく予算も入っておりますので、しっかりと充実、拡大を行っていきたいと思っています。
 また来月には訪米し日米首脳会談を行います。そして5月にはロシアを訪問しプーチン大統領と、さらに6月にはG7主要国の首脳たちと会うことになります。地球儀を俯瞰(ふかん)した外交を展開する中において、日本にとって大きな問題である北朝鮮の核問題、ミサイル問題、そして何よりも拉致問題の解決に向けて全力を尽くしていきたいと思っています。」

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