高齢社会対策会議
平成30年2月16日
平成30年2月16日、安倍総理は、総理大臣官邸で第29回高齢社会対策会議を開催しました。
会議では、高齢社会対策大綱の案について議論が行われました。
総理は、本日の決定を踏まえ、次のように述べました。
「我が国は世界有数の長寿国ですが、今後、我が国の高齢化はますます進行し、併せて総人口の減少が進むことも見込まれています。
こうした中、昨今、お年を召されても、就業意欲を持ち続ける方も多く、体力や運動能力も一貫して向上傾向にあることも踏まえ、高齢者を含めた全ての世代の方がその能力を存分にいかして幅広く活躍していただけるような社会を実現することが重要であります。同時に、豊かな高齢期を安全・安心に送るため、十全な支援やセーフティネットも整備していかなければなりません。
そのため、新たな高齢社会対策大綱では、全ての年代の人々が希望に応じて活躍できるエイジレス社会を目指す、人生のどの段階でも高齢期の暮らしを具体的に描ける地域コミュニティを作る、技術革新の成果が可能にする新しい高齢社会対策を志向する、ことを柱といたしました。
各位におかれては、この高齢社会対策大綱を指針として、ニッポン一億総活躍プランの取組とともに、全ての世代が充実した人生を送ることのできる環境を作るよう、我が国社会の構築に取り組んでいただきたいと思います。」