再生可能エネルギー・水素等関係閣僚会議
平成29年12月26日
平成29年12月26日、安倍総理は、総理大臣官邸で第2回再生可能エネルギー・水素等関係閣僚会議に出席しました。
会議では、水素基本戦略(案)の策定、再生可能エネルギー導入拡大に向けた関係府省庁連携アクションプラン進捗状況、福島新エネ社会構想進捗状況報告について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「水素エネルギーは、イノベーションによってエネルギー安全保障と温暖化問題を解決する切り札となるものです。本日決定した基本戦略は、水素を新たなエネルギーの選択肢として、日本が世界の脱炭素化をリードしていくための、言わば道しるべであります。
基本戦略に掲げた施策を速やかに実行に移してください。その先駆けである福島新エネ社会構想は、既に動き始めています。浪江町(なみえまち)では、この夏から、再生可能エネルギーを利用し、世界最大級CO2排出ゼロの水素製造プロジェクトが始まりました。2020年には、このクリーンな福島産の水素を東京オリンピック・パラリンピックに活用することで、復興五輪として、新しい福島の復興の姿を世界に発信していきます。
日本が世界をリードして水素社会を実現する。その決意の下に、世耕大臣を始め、関係大臣は、基本戦略に沿って政府一丸となって取り組んでください。」