内閣及び内閣府永年勤続者表彰式
平成29年12月22日
平成29年12月22日、安倍総理は、総理大臣官邸で内閣及び内閣府永年勤続者表彰式に出席しました。
総理は、冒頭の挨拶で、次のように述べました。
「皆様おめでとうございます。永年勤続20年、30年、日本国のために、国民のために、大変な御貢献を頂いたことを政府を代表して御礼申し上げたいと思います。
30年前といえば、ちょうど中曽根内閣の時でありました。行政改革を進め、国鉄の分割・民営化を成し遂げたわけでございます。同時に中曽根さんはサミット等で日本の総理大臣として本当に大活躍され、日本もとうとうここまで来たんだな、そんな印象を日本人に与え、自信を与えてくれた。そんな時代ではなかったのかなと思います。
20年前は橋本内閣時代、当時もやはり行政改革を進め、省庁改革を進め、現在の役所の姿をつくったのがあの橋本行革であったのではないのかなと、こう思います。
その時代にそれぞれ皆さんの役人人生がスタートし、今日まで営々と努力をしていただいたおかげで当時の行政改革も進み、そして世界における日本の地位も存在感も上がってきたのではないかと、こう思う次第でございます。
ちょうど30年前に広島カープの衣笠選手が2131試合という連続試合出場記録を、世界一の記録を打ち立て国民栄誉賞を受賞されたのであります。約20年間、18年間でありますが、営々と努力して達成した世界記録であります。正に継続は力、継続によって世界記録を作り国民栄誉賞を受賞された。皆様方もそれぞれ20年、30年、日本のために努力を重ね、今日に至ったわけでありまして、皆様方の御貢献に重ねて御礼を申し上げ、そしてお祝いを申し上げまして、私の御挨拶とさせていただきたいと思います。本日は本当におめでとうございました。」