農林水産業・地域の活力創造本部
平成29年12月8日
平成29年12月8日、安倍総理は、総理大臣官邸で第22回農林水産業・地域の活力創造本部を開催しました。
会議では、農林水産政策改革の検討結果について説明があり、農林水産業・地域の活力創造プラン改訂が決定されました。
総理は、本日の決定を踏まえ、次のように述べました。
「本日、農林水産業・地域の活力創造プランを改訂しました。農業に続き、今般、抜本的な林業改革案を固めるとともに、水産業改革の方向性を明確にしました。
森林資源を適切に管理しながら、林業を成長産業にしていく。そのため、意欲ある林業経営者に森林経営を集積・集約化させる森林バンクを創設する。
水産業も適切な資源管理と成長産業化の両立が必要であります。本日決定した水産政策の改革の方向性に即し、来年夏を目途に、ゼロベースで抜本的な改革案を取りまとめてもらいたいと思います。
さらに、卸売市場を含めた食品流通構造の改革など、農政改革についても引き続き手を緩めずに進めてまいります。
本日改訂された活力創造プランに沿って、次期通常国会に関連法案を提出します。そして政策改革を確実に具体化していきます。
安倍内閣は、農林水産業全体にわたって改革を展開し、若者が将来に夢や希望を持てる農林水産新時代を切り拓いていく。関係各位の一層の御努力をお願いしたいと思います。」