人命救助内閣総理大臣感謝状授与式
平成29年11月16日
平成29年11月16日、安倍総理は、総理大臣官邸で自らの危険を顧みずに人命救助に尽力された方々に対して人命救助内閣総理大臣感謝状を授与しました。
総理は、挨拶で次のように述べました。
「まず本日、受賞された皆さんに心から感謝を申し上げたいと思います。
皆さんは、偶然遭遇された事故現場で自らも命を落とす危険を顧みず、貴重な人命、未来ある幼い命を救われました。
こうした現場に遭遇した際、とっさの判断で行動を起こすことは実際にはなかなかできることではありません。皆さんの勇気と行動力に内閣総理大臣として心から敬意を表します。
私たちの社会は、皆さんのような他者を思いやる勇気ある人々によって支えられています。皆さんを前に、このことを改めて認識しているところであります。残念ながら、昨年、火災や水難事故など、不慮の事故で4万人近くもの方々が亡くなっています。政府としても、こうした事故で亡くなる方を1人でも減らすため、引き続き、火災予防や水難防止等の様々な対策に強力に取り組んでまいります。
結びに、受賞者の皆さんにおかれましては、今後もそれぞれの地域、立場で引き続き御活躍されますことを祈念いたしまして私からの挨拶とさせていただきます。」