総合科学技術・イノベーション会議

更新日:令和7年3月17日 総理の一日

 令和7年3月17日、石破総理は、総理大臣官邸で第77回総合科学技術・イノベーション会議を開催しました。

 会議では、今後の科学技術・イノベーション政策の方向性等について、議論が行われました。

 総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「本日は、宮園議員及び鈴木議員を新たにお迎えをし、また、波多野議員には引き続き御参加をいただき、今後の科学技術・イノベーション政策の方向性について御議論をいただきました。
 AI(人工知能)に関するテクノロジーの急速な進展により、私たちは大きな時代の変化に直面をしております。イノベーション促進とリスク対応の両立を図り、世界で最もAIを開発・活用しやすい国となることを目指します。新たな法案を国会に提出したところであり、早期の成立を図ってまいります。
 伊藤議員から御説明をいただきました、量子技術は、量子コンピュータ、量子暗号通信等の実現の可能性が開きつつあり、各国が産業化に向けた開発を競っております。我が国といたしましても、世界屈指のイノベーション拠点を整備し、量子戦略を強化・加速してまいります。
 フュージョン・エネルギーにつきましては、その早期実現を目指して国家戦略を今春に改定してください。
 国際卓越研究大学の第2期の公募を開始したところでありますが、若手研究者への支援などにより、研究力と人材育成の強化を図ります。
 スタートアップの拠点都市の整備などを通じて、スタートアップへの投資額を2027年度に10兆円規模にすることを目指し、イノベーション・エコシステムを確立してまいります。
 第6期科学技術・イノベーション基本計画の総仕上げに取り組むべく、第7期基本計画も見据え、統合イノベーション戦略2025を策定いたします。
 城内大臣を中心に、関係大臣連携して、具体化を進めていただきますようお願いを申し上げます。以上でございます。」

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