規制改革推進会議
令和6年12月25日、石破総理は、総理大臣官邸で第22回規制改革推進会議に出席しました。
会議では規制改革推進に関する中間答申(案)及び規制改革推進会議の進め方について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえて、次のように述べました。
「本日、これまでの議論の成果を中間答申として取りまとめていただきました。冨田議長を始め、皆様方の御尽力に心より御礼を申し上げます。
中間答申には、所有者不明土地の工場や農地への迅速な利活用、ロボット農機の公道走行の制度化、医療データの利活用による創薬の加速化や地域でのオンライン診療の円滑化、オンライン株主総会の更なる活用や賃金のデジタル払いの加速化、災害時のキッチンカーによる機動的な対応の促進など、地方創生、スタートアップ・イノベーション、防災・減災などの各分野で、利用者目線を徹底した、数多くの改革が盛り込まれました。これらの改革を着実に、スピード感を持って実行いただきますよう、引き続きよろしくお願いを申し上げます。
委員から御指摘のございましたライドシェアにつきましては、特に中小都市を中心に、移動の足の実態などを重点的に調査・検証し、骨太方針(経済財政運営と改革の基本方針)などに基づいた対応を進めていただきますようお願いを申し上げます。
人口減少・少子高齢化などの課題を克服し、地方の活性化につなげるため、そして、成長型経済を実現するため、利用者目線を徹底した改革を進めてまいります。
来年夏頃の答申取りまとめに向けまして、引き続き精力的な御議論をお願い申し上げる次第でございます。どうぞよろしくお願いいたします。」