自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する関係閣僚会議
令和6年12月20日、石破総理は、総理大臣官邸で第4回自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する関係閣僚会議を開催しました。
会議では、自衛官の処遇改善等の取組状況について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「自衛官の充足が約9割にとどまっております。これは極めて深刻な課題であるという認識を持っております。自衛官の確保は、ただ防衛省、自衛隊のみならず政府を挙げて取り組まねばならない至上命題であるという認識の下にこのような会議を開催をいたしました。
10月9日にこの会議を設置をし、高い頻度で議論を重ねていただいた結果、短期間で、具体的な方策を取りまとめていただきました。
今後、中谷大臣始め、各大臣のリーダーシップの下、盛り込まれた施策の実現に向けて、基本方針の内容を令和7年度予算案に反映をしていただきたいと思います。あわせまして、法律・制度改正が必要なものにつきましても速やかに検討いただき、可能なものは次期通常国会に提出するようお願いをいたします。是非とも、よろしくお願いをいたします。
各施策の実効性を確保し、充足率が向上しなければ意味がございませんので、今後ともこの閣僚会議の場で、この取りまとめ、そしてそれに伴って行われます予算施策、その効果の検証実施をし、施策の深化、『深い』という字を書くほうですが、深化に向けた検討を継続してまいりたいと思っております。引き続き関係省庁、関係大臣のお力を賜りたいと存じます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。」