全国殉職警察職員・警察協力殉難者慰霊祭
令和6年11月30日、石破総理は、都内で開催された全国殉職警察職員・警察協力殉難者慰霊祭に参列しました。
総理は、黙とうを捧(ささ)げ、追悼の辞を述べた後、献花を行いました。
総理は、追悼の辞で次のように述べました。
「全国殉職警察職員・警察協力殉難者慰霊祭に当たり、謹んで追悼の言葉を申し上げます。
この度新たに祀(まつ)られた11柱の御霊(みたま)は、我が国の治安を守るため、職務に殉ぜられた警察職員と、自らの危難をも顧みず、人命を救助しようとして殉難された方々です。皆様が身をもって示された誇り高き精神と確固たる勇気は、私たちの誇りです。
同時に、かけがえのない御家族を失われた御遺族の皆様の深い悲しみに思いを致しますと誠に痛恨の極みであり、哀惜の念に堪えません。御遺族の皆様に対し、衷心よりお悔やみ申し上げます。
ここに祀られた6,281柱の御霊を前に、皆様が示された職務に対する強い誇りと使命感、他者への思いやりと献身、そして勇気ある決断と行動に、深甚なる敬意と感謝の念を捧げます。
安心・安全な社会は、全ての方に充実した日々を送っていただくための基盤であり、将来の世代に確実に引き継いでいかなければならないものです。私たちは、御霊の尊い御遺志を受け継ぎ、我が国で暮らす方々を犯罪や災害の脅威から守るため、不断に力を尽くしていくことを、お誓いたします。
ここに改めて、御霊安かれと、心よりお祈り申し上げますとともに、御遺族の皆様の御平安を切に祈念し、追悼の辞といたします。」