自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する関係閣僚会議
令和6年11月26日、石破総理は、総理大臣官邸で第3回自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する関係閣僚会議を開催しました。
会議では、自衛官の処遇改善等の取組状況について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「かつてない厳しい安全保障環境であるということは常に言われることですし、これは内閣として実感をし、国民の皆様方がそういう思いは共有しておられると思っております。
そういう中にあって、自衛官の充足が9割ということは、これは大変なことであります。いや、9割もいるんじゃないかという話ではなくて、9割しかいないということをこれは大変なことでございます。これも防衛省・自衛隊のみならず、各省一致してこの問題に取り組むことが日本国の独立と平和を維持するために極めて重要なことだというふうに認識をいたしております。
今日も各大臣から御発言をいただきましたが、3点を議論したと認識をいたしております。
一つは任期制の士の確保をするためにいかなる方策を図るべきか、そして再就職先をいかに確保するべきか、もう一つは公的資格を取得する、そういう場合に自衛隊でいろんな経験を積んでまいりましたので、それを簡素化というものが可能なのではないかという3点議論してきたというふうに認識をいたしております。
大臣方のリーダーシップのもとで、各省が協力して実現を図っていただきたいと思っておりまして、令和7年度予算に計上すべき項目の取りまとめ作業、これを加速していただき、年内に結論を得ていただきたいというふうに是非お願いをいたします。
目に見えて数字が改善したというふうになることが極めて重要でございますので、是非ともよろしくお願いを申し上げます。以上であります。」