政府与党政策懇談会
令和6年11月22日、石破総理は、総理大臣官邸で政府与党政策懇談会に出席しました。
会議では、経済対策について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「経済対策につきましては、小野寺政調会長、岡本政調会長から、精力的に御検討いただきましたこと、党派を超えて、優れた方策を取り入れるべく、協議を進めていただき、合意に至ったことについて、御報告を頂きました。
両政調会長を始め、与党の皆様に対しまして、この間の御尽力に改めて感謝を申し上げます。
この経済対策は、国民の皆様の暮らしが豊かになったと感じていただくため、副題であります、全ての世代の現在や将来の賃金・所得を増やすことを最重要課題としておるものであります。
コストカット型経済から脱却し、高付加価値創出型経済への移行を確実にすることを目指したものであり、日本経済・地方経済の成長、物価高の克服、国民の安心・安全を重要な柱といたしております。
こうした観点から必要な施策を積み上げ、事業規模39.0兆円程度、その裏付けとなります補正予算の一般会計追加額は13.9兆円と、昨年度を上回る規模となっております。
本日、この安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策を取りまとめることといたしたいと存じます。
今後、補正予算を速やかに編成をし、国会での御審議を賜り、早期の成立を目指したいと存じます。
この総合経済対策に盛りこまれた各施策を国民の皆様方のお手元に届け、賃金・所得を増やしていくよう、全力を尽くしてまいります。引き続き、御尽力を賜りますようお願いを申し上げます。」