大阪・関西万博半年前イベント 石破総理ビデオメッセージ

更新日:令和6年10月16日 総理の指示・談話など

 内閣総理大臣の石破茂です。大阪・関西万博の開幕まで、いよいよあと半年。大阪・関西、そして日本に再び万博がやってきます。
 1970年、昭和45年、当時鳥取市の中学2年生であった私も鳥取からディーゼル特急に乗って、5時間くらいかかりましたでしょうか、大阪万博の会場を3回訪れました。月の石や携帯電話、動く歩道、人間洗濯機、いろいろなものがありました。会場に展示されたいろいろな「未来の姿」に心が躍り、本当に感動したことを昨日のことのように記憶いたしております。
 あと半年後の4月13日、万博会場には再び「未来の姿」が現れます。会場を訪れる、日本そして世界中からの御来場の皆様、特に、明日の日本、世界を担う子供さんたちにとって、将来を考え、夢と希望を持って明日へと踏み出していく、またとない体験となることを心から期待いたしております。
 この万博は、世界との交流を深め、日本の魅力を世界に向けて発信する絶好の機会です。万博を契機に、世界中から集まった方々が日本の様々な都市、あるいは地方、まちの魅力を発見し、地方創生、さらには日本創生にもつながっていく機会となりますことを強く期待いたしております。
 誘致の段階から関わってきていただいている皆様、準備に当たっている関係者の皆様、御尽力に心から敬意を表しますとともに、開幕へ向けて、必ず万博が成功するよう、皆で心を合わせて取り組んでまいりましょう。
 大阪・関西万博が、未来社会への希望をもたらすものとなりますことを、心より祈念して、私からの御挨拶といたします。ありがとうございました。